会社の人間関係がうまくいかない、仕事内容が合わない
会社から必要ないと言われたなど、
会社を辞める理由は人それぞれです。
私の場合は、自己都合が4回、会社都合が1回です。
今までの経験をもとに、準備・確認したことを振りかえります。
在職中に転職先が決まっている方には、参考にならないかもしれません。
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退職前に貯金残高の確認
自己都合で会社を辞める時に、気を付けたいことが
失業保険は、自己都合で退職すると給付制限期間という
保険料の給付が受けられない期間が2か月間あることです。
会社からの収入しかない場合、給付制限期間は収入が
まったく、ない状態になります。
自分の意志での退職で、転職先が決まっていないのであれば
最低でも、月給の2か月分の貯金はあった方が良いです。
失業保険の給付が始まっても、給付される金額は
退職前の6カ月間の給与の約50~80%と会社勤めをしているときより
減ってしまいますし、健康保険料や年金保険料
住民税など自分で払わないといけない出費も増えます。
余裕をもって転職活動をするためにも、貯金残高の確認をしていました。
出来れば、退職願いを出す前に確認するのが理想ですが
精神的に追い詰められている職場では、
そんな余裕はなかったのが、本音です。
退職前に有給休暇の日数の確認と有休消化準備

有給休暇は全部使って辞めたい。
思うのが、普通ですよね。
会社を辞めたいことを上司に伝える前に、有給休暇の日数が
どの位、残っているか確認をしておきましょう。
有休の残数を確認しておけば、上司との話の中で、
有休消化の相談しながら退職日を決めることも出来ます。
(有休消化を認めないブラック企業も存在しました。)
派遣社員の場合は、派遣会社(派遣元)を変えず
1か月以内に新しい職場(派遣先)が決まれば、有給休暇は
消滅しないので、無理に有休消化をしなくても大丈夫です。
(派遣会社により条件が異なる可能性があるので、心配な時は派遣会社に
確認をお願いします。)
派遣社員として退職して、派遣会社は変わらず
1か月後に、新しい職場が決まり働き始めたら
残しておいた有給休暇が消滅してしまった苦い経験があります。
9月30日に退職して11月1日から新しい職場で、
働き始めたら契約日が1日遅れただけで
12日間の有休がなくなりました。
派遣社員は、契約更新の確認時期や引継ぎの関係で
日数の多い有休消化は難しいと感じたので
まめに有休を取る方が良いようです。

退職前に仕事の引継ぎの準備
社内の担当移動で前任者がいる場合や
自分しか扱ったことのない業務などがない場合は
さほど、問題ありませんが、
自分以外の誰も把握していない業務がある場合の
引継ぎは、準備が必要です。
1社目を辞める時は、前任者からの細かいマニュアルが
あった為、そのマニュアルに修正を加えながら
仕事を進めていたので、引継ぎもスムーズに出来ました。
その時の経験を生かして、急に会社を辞めることになっても
引継ぎには困らないように、日々の仕事の記録をとることを
心掛けてはいましたが、忙しい職場ではマニュアル制作は
中途半端になってしまいました。
結果として、引き継ぐ仕事を説明する前に
資料(マニュアル)を作り、説明をして、足りない部分を
書き足してもらう形での引継ぎが多かったです。
引継ぎをしていて、失敗したと思ったことは
引継ぎをお願いする担当者がExcelなどのソフトを
どれだけ使いこなせるかを把握していなかったことです。
Excelの関数などを利用した資料は
自分が知っている範囲の関数を利用して作っていたのですが
Excelの資料を作った人と後任者のExcelについての知識が
同じ位かそれ以上でないと引継ぎの説明が
難しいので、継続して使用する資料作りは
シンプルなものにすることをお勧めします。
退職前に離職時に受け取る書類の確認
退職してから行う手続きに必要な物もあるので
有休消化に入る前に受け取る書類の確認をしていました。
多くの会社は、最終出勤日前に受け取るもの・会社への返却物を
口頭や書面で確認してくれると思いますが、
念のため、自分でも把握しておくことをお勧めします。
退職日に受け取れるもの
- 社会保険資格喪失証明書
- 年金手帳(成人前新卒入社や入社時に会社へ提出している場合)

受け取りに時間の掛かるもの
- 雇用保険被保険者離職票 1・2
(転職先が決まっている方は必要ありません) - 雇用保険被保険者証
(離職票と一緒に送られてくる事が多い、転職先が決まっている場合は
退職日に受け取れます) - 源泉徴収票
(年末に送ってくる会社もあります)

退職時に受け取るものを確認しておけば、
退職してから会社に書類の発行の依頼など問い合わせする手間が省けます。
退職前に会社への返却物を準備
会社から支給されているものを最終出社日に返却していました。
退職日と最終出社日が同じ日であれば
気にする必要もないのですが、
違う場合に、健康保険被保険者証を返してしまうと
有休消化中に健康保険証が使えなくなってしまいます。
退職日以降返却するもの
- 健康保険被保険者証
(退職日以降出来るだけ早めに、会社へ郵送または会社へ持参)
退職日以前に返却出来るもの
- 社員証 / 社名入りのネームプレート
- 社章
- 名刺
- 会社で購入備品 / 事務用品
- 通勤定期券 / 定期駐車券 (現物を支給されていた場合)
- 制服 / 作業着(クリーニング後返却)
会社によって返却するものも様々なので、
不明な点は会社に確認をした方が間違いないでしょう。
この中で返却に手間が掛かるものは、制服でした。
最終出社日まで、制服を着て仕事をしているため
クリーニングに出してから返却となると
後日、会社へ持参するか宅急便で送るなど
最終出社日に返却出来ないからです。
まとめ
退職が決まって、確認したこと、準備したことを
振りかえってみると、会社を辞める時はある程度の
時間の余裕が必要だと感じました。
何が起こるか分からない世の中、
突然、心が折れてしまい会社を辞めなくては
ならない日が来るかもしれません。
そんな日のために、仕事を辞める時のことを
想像するのも大事だなと思いました。
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